スキンケア編④ピンチ!日焼け後のケアはコレをせよ!
こんにちは☆
エステティシャンの杉山です^^
夏の日差しからお肌を守ることは出来ていますか?
もちろん!
夏が終わっても紫外線対策は年中必須ですよ~!
「あれ、そうだっけ? 」という方は、今すぐこちらを読み直してみてくださいね♪
▼前回記事
前回記事を読んでくださった皆さんは、紫外線の怖さがよ~くお分かりかと思います!
日焼け止めをぬって、帽子をかぶって、日傘をさして…。
様々な対策をしても、地球に降りそそぐ強烈な紫外線を完璧にブロックすることは出来ません> <
だからこそ、ダメージ後のケアもとっても大切です♪
第4弾では“日焼け後のケア”についてお伝えしたいと思います。
日焼けをしてしまったら、あなたはどんなケアを意識しますか?
多くの方は、“美白 ”を思い浮かべるのではないかと思います。
もちろん正解です!
……が!!
いきなり美白をすれば良いというものではありません。
「え…そうなの??」という声が聞こえてきそうですね。
まずは、UVダメージ後のお肌がどんな状態なのかを理解することが大事です^^
日焼けには2種類ある!?
日焼けをするとお肌は赤くなったり、黒くなったりしますよね。
その違いは、紫外線の種類によるものです。(詳しくはスキンケア編③をご覧ください)
日焼けには、サンバーン(sun burn)とサンタン(sun tanning)の2種類があります。
サンバーン(サン=太陽、バーン=やけど)
文字通り太陽によるやけど状態のことです!
主にUV-Bによって引き起こされます。
〈特徴〉
・赤み
・ほてり
・ヒリヒリとした痛み
・重症化すると水膨れになることも
強い紫外線を受けた数時間後~24時間でピークをむかえ、2日後には治まり始めることが多いとされています。
その後サンタンへと症状が変化していきます。
サンタン
お肌が褐色に色づくタイプの日焼けのことです。
主にUV-Aが引き起こします。
〈特徴〉
・黒く(褐色に)なる
・痛みはほぼなし
・色素沈着
この褐色はメラニン色素で、波長の長いUV-Aがお肌の奥深くに浸透するのを防御するために発生します。
メラニンが発生し定着するのは、紫外線を受けてから72時間の間と言われています。
日焼け後、お肌の状態に違いがある理由がわかりましたね。
今わたしに必要なケアは?
赤くなった場合と黒く(褐色に)なった場合では、原因と症状が異なるので、それぞれに合ったケアが必要というわけです。
<サンバーンのケア>
サンバーンが起きている私たちのお肌は言わば、カピカピの焼き魚です><
焼き魚をまずは冷まし、カピカピになった身をピチピチ生魚に戻しましょう!
①鎮静
冷たく濡らしたタオルを軽くしぼり、お顔を冷やします。
ゴシゴシこすったり、冷たいシャワーを直接顔に当てたりすることは、炎症を余計にひどくさせるのでやめましょう。
保冷剤にタオル等をまいて優しく冷やすのも◎
②保湿
鎮静してほてりが引いたら、ローションでたっぷり水分を与えます。
このときはコットンは使用しないほうが良いでしょう。
あまりお肌に触れないように手で優しく行うか、スプレーボトルに移して吹きかけるのがおすすめです。
保湿のパックを併用すると、さらに良いです^^
③水分補給
カピカピになっているのはお肌だけではありません。
脱水症状を防ぐためにも中からのケアも忘れずに行いましょう。
体の水分量が上がり、お肌の保湿にも役立ちます。
お肌のダメージを回復させるために、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれているドリンクなどもおすすめです♪
赤みやヒリつきがおさまったら、サンタンのケアへ進みます!
<サンタンのケア>
・72時間以内に美白
UV-Aがお肌の深部に浸透するのを防ごうとすると、メラノサイトが動き出します。
メラニンが定着するのは72時間以内!
メラニン生成抑制効果や、メラニン減少効果のある成分の入ったローションやパックでケアをします。
赤みや痛みなどの症状が伴わないため、気が付かないうちに少しずつダメージを蓄積している可能性大・・・!
日頃から、3日に1度の美白のケアを行うことで白いお肌が保てます☆
メラニン生成抑制作用のある成分の一例
ちなみに夏になると当店のエステでは、お客様にはレゾルシノール配合パックでのホームケアをおすすめしています^^
パックはシートタイプでも塗るタイプのパックでもOK!
パックは忙しくて出来ないという方は、メラニン生成抑制作用のある美容液を毎日使用するのも手軽でおすすめです♪
やってはいけない日焼け直後のケア3つ
1.サンバーンの場合、すぐに美白ケアをしない
サンバーン状態では、お肌はとても敏感になっています。
すぐに美白したい気持ちはわかりますが、まずは鎮静、保湿から。
保湿で使用するローションやパックに美白やエイジングケアなどの成分が含まれていなか確認してください。
強い美容成分は刺激となってしまう可能性があるので、保湿のみのケアが望ましいです。
炎症が治まるまでは、エステサロンでのケアもNGです!
また、「アルコール」や「パラベン」などを使用しているものも避けましょう。
2.剥がれてきた皮はめくらない
炎症を起こした皮膚が再生しようとしている過程です。
自分で剥ぐことにより、バリア機能が未熟な状態のお肌が外に出てしまい、肌荒れの原因となります。
