疲れ目、鼻づまり、ストレスなどの改善に!今すぐできる“顔ツボ押し”
こんにちは。
セラピストの池田です。
「なんだか最近、目が疲れる」
「なんとなく元気が出ないな」
こんなこと、ありませんか?
その気になる症状、ツボ押しでやわらぐかもしれません(^^)♪
ツボ押しと聞くと、テレビでよく目にする足ツボマッサージをイメージして、「痛そう!」と思われる方が多くいらっしゃいます。
サロンのお客様でも、「痛いくらい押してもらわないと効果がないでしょう?」と仰る方がしばしば。
でも実は、そんなことはないのです。
ツボ押しってよく耳にするけれど、このようにあまり知らないものですよね。
そもそもツボとはいったい何でしょうか?
どこにあって、どのように押すと良いのでしょう??
今回は1つずつお話ししていきたいと思います♪
ツボってな~に?
東洋医学では、「気」「血」「水」という考え方があります。
「気(き)」は生きるためのエネルギー、
「血(けつ)」はいわゆる血液、
「水(すい)」はリンパ液や汗など、血液以外の体液を意味します。
これらがカラダの中を過不足なく、スムーズに巡っている状態を健康ととらえるのです。
ツボ(経穴)は、「気」「血」「水」の通り道である経絡とカラダの表面との接点となるポイントです。
経絡は五臓六腑(人間の内臓や働き)とつながっているため、
“ツボは内臓とカラダの表面を結ぶポイント”とも言えます。
だから、ツボ(経穴)を刺激するとカラダの各器官へアプローチすることができ、自然治癒力を高めると言われているのですね。
WHOでは、私たちのカラダには361個のツボがあると定義されています。
そのうち頭部には約50個、顔には約30個のツボが集まっています。
今回はその中から、顔のツボ5つをご紹介しますね♪
スッキリしたい!お悩み別♪顔ツボ5選
▼疲れ目&ドライアイが楽になるツボ
<晴明(せいめい)>
長時間パソコンに向かっている、細かい作業が多いなど・・・
★眼精疲労が気になるあなたに!
目の周辺のコリをとり、痛みをやわらげて不快感をとるツボです。
目まわりの血流が改善されます♪
場所:目頭の先端のくぼみ
押し方:目を閉じて、左右の「晴明」を両手の人さし指ではさみ、内側にむかって押します。
※目のまわりの皮膚は薄いため、こすったりせず優しく気持ちいいと感じる強さで押しましょう
▼鼻づまりが楽になるツボ
<迎香(げいこう)>
★花粉症や鼻炎などで息苦しいと感じるときに!
うっとうしい鼻水や鼻づまりを解消。
しだいに鼻が通るようになり、スッキリします。
1つ目の晴明(せいめい)とセットで押すとより効果的◎
場所:小鼻のわきにあるくぼみ
押し方:人さし指で上に向かってゆっくりと押し上げます。
▼集中力を上げるツボ
<懸釐(けんり)>
★元気が出ない、集中力が低下していると感じるときに!
頭をスッキリとさせてくれます。
慢性頭痛、眼精疲労、顔のむくみにも効果的◎
場所:口を大きく開けたときに耳の前に飛び出るあごの関節から、指3本分上のところ。歯を噛み締めると微妙に動くところです。
押し方:気持ちのいい強さで押しもみます。
▼頭痛が楽になるツボ
<太陽(たいよう)>
★肩こりや眼精疲労からくる頭痛に!
頭痛や高血圧のほか、お顔のリフトアップにも効果的◎
場所:目尻とこめかみの間にあるくぼみ
押し方:指の腹でやや弱めに押します。
親指の腹を当て、残りの四指を後頭部に添えるようにすると、指が疲れにくいのでおすすめです♪
▼ストレス緩和のツボ
<印堂(いんどう)>
★不眠、とにかくリラックスしたいという方はこちら!
リラックス効果がありストレスを緩和します。
また、眠る前に押すことで質のいい睡眠にもつながります。
脳の血流を改善させたり、鼻水を止める効果があるとも言われています。
場所:眉間の中央部
押し方:まずは目を閉じて、三~四指の腹部分で額全体を円を描くようにマッサージします。それから左右の中指を重ねて、気持ちが落ち着くまで印堂を押しつづけましょう。
以上、おすすめの顔ツボ5選でした♪
どのツボも強く押しすぎると逆効果です。
自分が気持ちいいと感じる程度の強さでゆっくりと押しましょう。
顔ツボはいつでもどこでも手軽にできます♪
デスクワークの休憩の合間や、移動の時間など・・・
ちょっと疲れたな、というときにお試しくださいね☆
次回の更新は5月17日です。お楽しみに!