実りの秋に“菌活”してみませんか?
こんにちは♫
エステティシャンの塚田です。
近年、朝活、婚活など、『〇活』というワードがたくさん増えましたね。
最近では、“菌活”がブームとなっているのをご存知でしょうか。
“菌活”とは?
菌活とは、カラダに良い菌を食事に積極的に取り入れることで、腸内環境を整える健康美容法の一つです。
良い菌とは、乳酸菌、麹菌、納豆菌などのこと。
ヨーグルトやキムチ、味噌、納豆などに含まれます。
これらを積極的に食べることで、腸内の善玉菌が活発になります。
善玉菌は、腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が整っていないと、
・便秘
・下痢
・おならや便のニオイが強い
・肌荒れ
・肩こり、頭痛
・疲れやすい
・花粉症やアトピーの症状の悪化
・冷え性
・むくみ
・ポッコリお腹
・痩せにくい
などの症状があらわれます。
つまり、
菌活=腸内環境の改善=「健康」「美肌」「ダイエット」「免疫力アップ」への近道!
ということですね☆
ぜひ菌を味方にしていきましょう!!
さて、ここで問題です♪
『菌』という漢字の読み方は、「キン」の他にもう一つあります!
それは一体なんでしょうか!?
ヒント① いよいよ秋本番!〇〇〇がおいしくなる季節です♪
ヒント②
もうわかりましたね!(笑)
答えは「きのこ」。菌は訓読みできのこと読むのです。
このことからも分かるように、きのこは菌そのもの。
菌そのものを食べる唯一の食材なので、菌活最大の食材として話題になっているのですよ♪
きのこ菌活
きのこ菌活とは、積極的にきのこを食事に取り入れること。
厚生労働省が発表している『食事摂取基準』では、毎日17g食べることを推奨しています。
きのこ菌活のメリットは、
①オールシーズン安価に手に入る
②豊富な栄養素
③簡単に調理できる
の3点です(^^)
まずは、スーパーなどでいつでも簡単に手に入る手軽さが嬉しいですよね。
そして、意外と知られていない豊富な栄養素。
きのこはとっても優秀なのです☆
・食物繊維
便秘の予防や改善に効果があることで知られている食物繊維。
実は、キャベツなどの野菜よりも多いのです。
食物繊維には水溶性と不溶性のものがありますが、多くのきのこは不溶性の食物繊維が特に豊富。
水に溶けずほとんど消化されない不溶性食物繊維は、腸の中の有害なものや老廃物を絡め取って排出する働きをしてくれます。
《オススメきのこ》黒きくらげ・エリンギ・えのき
ただ、便秘の時には大量に摂取するとさらに詰まってしまうこともありますので、ほどほどにしておきましょう♪
便秘の方は水溶性食物繊維を多めに取るのがおすすめ!
きのこの中でも、水溶性食物繊維が豊富なものもあります。
こちらはネバネバした食材が多いのが特徴です。
《オススメきのこ》なめこ・白きくらげ
とはいえ、大事なのはバランス。
不溶性・水溶性、どちらもバランス良く摂っていきましょうね。
・ビタミン、ミネラル
一般的な野菜と比べてもビタミン、ミネラルが豊富なきのこ。
◆ビタミンB1
炭水化物(糖質)の代謝を助けてくれる作用があります。疲労回復にも◎
《オススメきのこ》まいたけ・えのき
◆ビタミンB2
脂肪燃焼を助けてくれます。また、美肌やツヤ髪を作る手助けもしてくれる、別名『若返りのビタミン』。
《オススメきのこ》本しめじ・まいたけ
◆カリウム
体内の余分な塩分を排出してくれるカリウム。高血圧の方や、むくみが気になる方、足などがよくつるという方に嬉しい栄養素です。
《オススメきのこ》エリンギ・マッシュルーム
そして、
・低カロリー!
なんと、きのこは9割が水分で、脂質はゼロ!
0カロリーではないのですが、代表的なきのこの中で一番カロリーがあるエリンギでも、100gあたり24キロカロリー。
ダイエットにはもってこいの食材ですね。
《オススメきのこ》マッシュルーム・本しめじ・なめこ
この中で一番低カロリーなマッシュルームは、100gあたり11キロカロリー。
明日から大活躍の予感です!(笑)
他にも、きのこには高い抗酸化作用があり活性酸素を除去してくれるので、免疫力アップ、美肌効果、アンチエイジング効果が期待できます。
免疫力が高まると、風邪を引きにくくなるだけでなく花粉症やアトピーといったアレルギー症状の改善にもつながります。
また、 菌活では、さまざまな菌を取り入れるのが良いとされています。
私のおすすめは、マリネや、きのこごはん、お味噌汁など♫
マリネでは酢に含まれる酢酸菌を、きのこごはん、お味噌汁では醤油や味噌に含まれる麹菌をあわせて摂ることができるので、ぜひおためしあれ~!
この秋はきのこ菌活で、美容と健康を手に入れましょう☆!
次回更新予定日は10月19日です!お楽しみに♪