疲れが取れる!入浴法のススメ
こんにちは♪
セラピストの鈴木です(^^)
私の幸せのひと時といえば、お風呂でゆっくりとくつろぐ時間・・♡
休日には、近くの温浴施設へ行ったり、時には足をのばして温泉旅行へ行ったり。
もちろんお家でのバスタイムも好きです。
一日働いた身体を休めるための、大切な時間。
今回は、そんな私がおすすめする『疲れが取れる入浴法』についてお話します!
最近、「疲れが取れにくい」「むくみが気になる」「夜、寝つきが悪い」と感じているあなた。
これを読めば、あなたももっと効率良く疲労回復できるかもしれません♪
どうしてお湯に浸かったほうがいいの?
「夏は暑いからシャワーだけ。」「面倒だから年中シャワーだけ。」
こういうお声をよく耳にしますが、これで疲れが取れるかというと、答えはNO!
お風呂は汚れを落とすためだけに入るのではありません。
では、お湯に浸かるとどんないいことがあるのでしょう?
一緒に見ていきましょう!
1.血行促進効果
これは分かりやすいですね。
湯船に浸かって体が温まる→血管が拡張して血行促進→酸素や栄養が全身に運ばれる→新陳代謝が上がり発汗作用をもたらす→乳酸などの疲労物質を排出
⇒その結果、疲労回復!!という仕組みです。
2.マッサージ効果
湯船に浸かると、全身に水圧が掛かることによってマッサージ効果が得られます。
足の疲れやむくみなどには特に効果的です。
3.リラックス効果
”プールの中でウォーキングをすると膝への負担が少ない”ということを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
お風呂もしかり。湯船の中では体が受ける体重の負担が10分の1とも言われています。
この浮力により、入浴中は筋肉が緊張から解放されて、身体も心もリラックスできるのです。
また、自律神経の働きが整うという点でも、大きなリラックス効果を得られます。
いかがですか?
お風呂には毎日入るのに、今までシャワーだけで済ませていたこと、ちょっぴりもったいなかったなぁ、なんて気がしてきますね。
「今夜は久しぶりにお湯を沸かそうかな。」
そう思ったあなた、次の3つのポイントを押さえられたら、さらに疲労回復効果アップが期待できますよ!
より疲れが取れる!入浴方法
1.入浴は睡眠の1時間前に
睡眠中は、一日で一番体温が下がる時間。
快適な睡眠をとるには、リラックスモード(副交感神経が優位にある状態)のまま布団に入ることが大切です。
ゆっくりと体温が下がってくるタイミングで眠くなってくるので、寝つきも良くなり快眠に繋がります。
※食後すぐの入浴は内臓に負担が掛かってしまいます。その場合は消化の妨げを防ぐため、少し時間をあけることをおすすめします。
2.38℃~40℃のぬるま湯で
自律神経には活発に動いてる時の交感神経と、リラックスモードの時の副交感神経があります。
お湯の温度が40℃以上になってしまうと、活発モードの交感神経が優位になってしまいますので、リラックスしたいならぬるめの温度で入浴するのがおすすめ。
副交感神経を優位にさせると身体も脳も休まります。
3.10分~20分前後の全身浴
疲労回復には、これくらい浸かるのがおすすめです。
長く浸かるのが苦手な方は、たまにバスタブのふちに腰をかけて足湯をしてみたり、好きな音楽をかけてみたりするのもいいですよ。
また、アロマオイルをたらしたバスソルトなどを入れるのもいいですね。
※高血圧・高齢者持病をお持ちの方・体調不良の方には、全身浴だと負担が大きい場合があります。必ずご自身の体調に合わせて無理をせず、半身浴にするなど調整してくださいね。
お風呂でおてがるアロマ♪
バスタイムをより幸せにしてくれる、入浴剤。
雑貨屋さんや薬局などでも、たくさんの種類が売られていますね。
好きな香りは、わたしたちを癒してくれます。お気に入りの香りを見つけたら、市販の入浴剤でももちろんOK。
ですが、100%天然の精油には、植物が持つさまざまな有用作用があります。
入浴剤として精油を使うと、「自然」の香りに包まれることにより、心身ともにより深いリラクゼーション効果を期待することができるのです。
「でも、難しくないのかな?」
いえいえ。実は、カンタンに♡お安く♡アロマバスソルトを作ることができるんですよ~♪
手順はたったの2つだけ。
①塩(キッチンにある粗塩でもOK)を大さじ2杯用意する。
②お好きな精油を5滴垂らして、かき混ぜ棒で軽く混ぜる。
以上!なんてお手軽なんでしょう!!
あとはそのまま湯船に入れるだけです♪
今回、リラックスしたい私が選んだレシピはこちら。
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◆岩塩(ヒマラヤ産)・・大さじ2杯
◆精油
ラベンダー・・・・・3滴
オレンジスイート・・2滴
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(★お風呂のお湯200Lに対して)
夏にぴったりの爽やかなブレンドにしてみました!
ーーー《正しい精油の使い方》ーーー
アロマテラピー初心者の方 、
今までなんとなく精油を使っていたものの、使い方は自己流であるという方へ。
今回は、これだけは必ず覚えておいてください。
必ずキャリアオイルや水などに希釈して使用します。
②精油は水には溶けません。(親油性といいます。)
③妊婦、乳幼児、てんかん、高血圧の方、ペットなどには使用できない精油があります。確認してからご使用ください。
併せてこちらもご覧ください。⇒アロマテラピーをはじめる前に
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気をつけよう!
◆何人か続けて入浴する場合、徐々に精油の香りを感じにくくなることがありますが、精油の役割は変わらずあります。
途中で精油を足してしまうと、お肌に刺激を感じたり、炎症が起きることがございます。
特に、お子様や敏感肌の方はお気を付けくださいね。
◆また、上記の通り、精油は基本的に直接お肌に塗布してはいけません。
そして精油はそのままでは水(湯)には溶けないため、精油を直接湯船に垂らすと水と精油が分離し、精油がお肌に付着してしまいます。
塩等と混ぜてから湯船に入れるようにしてください。
◆心地よいと感じられない苦手な香りは、ストレスになります。
好きな香りと精油の禁忌や注意事項を確認し、自己責任のもと使用してくださいね。
使用法を守って使えば、難しくも怖くもありません。
日々の暮らしに、カンタンに癒しを手に入れることができますよ^^
その日の気分で精油を変えてみても良いですね♪
塩の温熱効果も加わり、より身体が温まります。
毎日、ほんの少し手をかけてあげるだけで、私たちの身体はしっかりと休まるのです。
あなたの疲れた身体が癒されますように。ぜひお試しくださいね。
次回更新予定日は8月17日です。またのぞきに来てください♪