手は心と体をうつし出す!?セルフハンドマッサージ後編

 

こんにちは

セラピストの磯村です(^^)

 

 

 

2017年5月から始まったサロンスタッフによるこちらのブログですが、

次回で一旦終了とさせていただくことになりました。

 

 

 

残り2回となりましたが、少しでも皆さまのお役に立てれば嬉しいです^^

 

 

 

 

さて!今回は『セルフハンドマッサージ 後編』です!

 

▼前編はこちら

ease-sango.hatenablog.com

 

 

 

 

ツボ反射区と呼ばれるものがあるように、手には全身の臓器や骨格が投影されていると言われています。

 

 

 

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このように手の平には、体を主にお腹側から見た様子が投影されています。

手の甲は、主に背中側ということになります。

 

 

  

上の図を見ながら、少し手の平をもんでみましょう。

 

 

 

 

 

いかがですか? 

触ってみて痛むところは弱っているサインです。

 

ハンドマッサージは、こうして手軽に自分の体調を知ることができる上、お疲れの部分にアプローチすることができるのです♪

 

 

 

 

 

後編では、お悩み別セルフハンドマッサージをご紹介します☆

 

ツボや反射区の位置には個人差があります。

触ってみてくぼんでいるところや、押してみてツーンと痛気持ち良いところを探しながら行ってくださいね♪

 

 

 

 

 

お悩み1.肩こり

 

 

①手の平にある指の付け根あたりをもむ 

 

 

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肩の反射区を、反対の手の親指で押し滑らすようにもみます。

心地よい~痛気持ち良いくらいの強さがベスト◎

 

 

 

 

②手の甲の上部にある中指の骨の左右を押す

 

 

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中指の付け根の左右は、肩甲骨に当たる部分。

軽く握った四指(人さし指~小指)と親指ではさんだら、息を吐きながらもみましょう。

 

 

 

 

 

 

お悩み2.腰痛

 

 

①手の甲の下部を刺激する

 

 

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手の甲の下部は、腰に当たります。

 

指でもんでもいいですし、軽く握った反対の手の第二関節で優しく刺激してもいいですよ♪

 

 

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痛気持ち良い部分や、コリコリとする部分を見つけたら、その部分を集中的にほぐします。

 

 

 

 

 

 

 お悩み3.イライラ・不眠

 

 

①手の平下部の中心を指圧する

 

 

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ここは、おへその下、丹田と呼ばれる場所に当たります。

 

 

イライラしたり、落ち込んだり、寝つけなかったり・・・

忙しい日々の中でストレスがたまり、自律神経の緊張とリラックスのスイッチがうまく切り替えられないと、こうした不調が起こりやすくなります。

 

 

 

丹田とは、おへそから5センチ下の、さらに5~10センチ奥のあたりにある、神経が集まっているところ。

 

命の泉とも呼ばれ、自律神経のバランスと大きく関わる場所です。

 

 

 

息を吐きながら、ギューッと10秒指圧しましょう。

 

 

 

 

②万能のツボ“合谷”を刺激する

 

合谷は、自律神経の働きを正常に戻す働きがあるとされるツボです。

親指と人さし指の付け根にある、くぼみの部分にあります。

 

 

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このツボを押すと、気持ちが落ち着いて平常心を取り戻すことができます♪

 

また万能のツボとも呼ばれ、ストレスの他、肩こり、頭痛、胃腸の不調、肌荒れ、目・耳・鼻・喉の痛みなど様々な症状に良いとされています。

 

 

 

 

 

 

お悩み4.ダイエット

 

 

・手の平、手の甲全体をよくこする

 

 

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ダイエットに欠かせないポイント、新陳代謝アップ

 

新陳代謝が鈍くなっているときは、体の働きそのものが低下している状態です。

 

 

 

血液や気の巡りが悪くなっているので、全身の流れを良くしたいところですね。

 

手の平にも、手の甲にも、全身の様々な器官が投影されています。

全身の細胞を呼び覚ますイメージで、まんべんなく丁寧にこすってあげましょう。

 

 

 参考文献:原康明編(2010)『Yogini別冊 手のひらセルフケア』枻出版社.

    

 

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毎日、何をするにも使う、働き者の手。

 

手をいたわってあげることは、あなた自身をいたわってあげることです。

 

 

忙しい日々の中でも、ほんの少し、そんな時間が取れるといいですね^^

 

 

 

 

 

次回の更新予定日は11月15日です。

ぜひご覧ください!