『肝活』はじめませんか?
こんにちは!
本年もRelax&Beauty ease、ease aroma shopをよろしくお願いいたします。
今回はセラピストの鈴木から肝臓についてのお話です♪
年末からこの時期にかけては、忘年会・クリスマス・お正月・新年会…とイベント続き!
どうしても、ごちそうを食べる機会が増えますよね~。
毎年、わかっているのについつい食べ過ぎてしまう私です(^▽^;)
あなたも飲み過ぎ・食べ過ぎになってはいませんか?
心当たりがあるあなたは、もしかしたら肝臓がクタクタになっているかも知れません(>_<)
『肝活』とは?
タイトルにある『肝活』。
それは、【意識的に自ら進んで肝臓をいたわる活動】のことです。
肝臓は体にとってなくてはならない臓器なので、70%以上の予備力を備えているのだそう。
つまり、機能が30%以下になるまでほとんど症状が出ないということです。
それゆえ、 ''沈黙の臓器''と呼ばれています。
そもそも、肝臓はどのようなはたらきをしてくれているのでしょうか?
生きていくためになくてはならない肝臓
肝臓は化学工場に例えられるほど様々なはたらきを持ち、その数なんと500!!
主なはたらきを大きく3つに分けることができます。
①代謝
食べ物から、糖分・タンパク質・脂肪分などの栄養を吸収して蓄えます。
そして、必要なときにエネルギーに変換して送り出します。
②解毒
アルコール、薬、食品添加物やアンモニアなどの有害物質を分解し、毒性の少ない状態にして排出します。
③胆汁の生成
胆汁を生成して、老廃物の排出や脂肪の消化吸収を助けます。
二日酔いなどと関連して、アルコールの分解酵素のことをご存知の方は多いでしょう。
しかしこうしてはたらきを知ると、アルコール分解だけではなかったことがわかりますね!
こんなに頑張り屋さんなのに、沈黙の臓器である肝臓はギリギリまで悲鳴をあげないのです。
となると、私の肝臓は疲れているのか!?気になりますよね。
見直そう!生活習慣
あなたの肝臓は元気?それともクタクタ?
以下の項目に当てはまるものがないか、見てみましょう!
①カロリーの高い食べ物を好む、外食、コンビニ弁当が多いなど栄養がかたよりがち。
②ラーメンやパスタなどの炭水化物を好む。
③お菓子やアイスクリーム、甘い炭酸飲料を好む。
④お酒を好み、つい飲みすぎてしまう。
⑤お腹がいっぱいになるまで食べすぎてしまう。
⑥睡眠不足である。
⑦喫煙の習慣がある。
当てはまる数が多いほど、あなたの肝臓は疲れている可能性があります!
お伝えしながら、ちょっぴり耳の痛い話ですが・・・(^_^;)
アルコールを飲まない方でも肝臓に負担がかかっているというのは、意外に思う方もいらっしゃったのではないでしょうか?
カンタン!肝臓をいたわる方法3つ
まずは、先ほどの項目にあったような生活習慣を見直すことが大切です。
バランスの良い食事や腹八分目にとどめること、十分な睡眠をとることなどを基本にしましょう。
最後にご紹介するのは、プラスアルファで肝臓をいたわる方法です。
①肝臓を直接温める。
肝臓は、右上腹部にあります。
お手軽なのが貼るカイロや湯たんぽ。
湯たんぽは、ドラッグストアなどで手に入る、電子レンジで温めるタイプのものがおすすめです。(中身はゲル状のものや小豆のものなどがあります。)
熱湯でヤケドをすることもないですし、使いやすいのでサロンでも使用していますよ♪
②オルニチンを摂取する。
オルニチンは、疲労の元となるアンモニアを分解して解毒してくれます。
機能が衰えた肝臓のサポートもしてくれます。
オルニチンを含む食材には、しじみ・本しめじ・ぶなしめじなどがあります。
しじみにはアルコール分解をサポートしてくれるタウリンも含まれていますが、加熱調理をすることで外に溶け出してしまいます。
お味噌汁のような煮汁ごと摂取できる方法が最適ですね!
それぞれの食材で同じ量のオルニチンを摂取しようと思うと、
しじみ40個=本しめじ=10g=ぶなしめじ12g弱
という計算になります。
うまく食事に取り入れて、肝臓をサポートしていきたいですね♪
③足裏の反射区を刺激してみる!
足裏には反射区と呼ばれるものがあり、内臓や部位とつながっています。
東洋医学では、反射区に刺激を与えることで、内臓などが活性化するとされています。
右の足裏の矢印で示した部分、肝臓と書かれているところが反射区です。
刺激の仕方はとってもカンタン!
①手で刺激する場合
親指で肝臓の反射区を痛気持ちいいくらいの強さで、じんわり押す。
②物を使う場合
ゴルフボールのような硬くて丸いものを床に置き、足の裏でコロコロ転がしながら刺激する。
どちらもテレビを見ながらでもできるので、ぜひお試しくださいね☆彡
※ご紹介いたしました肝臓対策は、あくまでも簡易的な対策です。不調が続くようでしたらお早目の受診をおすすめいたします。
生活習慣や好みを変えるのはなかなか難しいことではありますが、少し意識するだけでも変わってくると思います。
今年も一年健康に過ごせるように、日ごろ頑張ってくれている肝臓をいたわってあげましょう(^▽^)/
次回は1月25日更新予定です♪お楽しみに!