正しい水分補給でむくみ解消!
こんにちは!
セラピストの池田です。
今回は“むくみ”についてのお話です(^^)
「夕方になると脚がむくんで靴がキツイ~!」
「顔のむくみが気になっている・・・」
と、きっと多くの人が感じたことのあるお悩みなのでは?
これを読んで、むくんでだる~く重い脚や、目が開きづら~いパンパン顔にサヨナラしましょう!
“むくみ”について知ろう!
むくみとは、体の中を流れる血液中の余分な水分や老廃物が体の中に溜まってしまう状態です。
サロンにいらっしゃるお客様の中でも、むくみに悩む方は大勢いらっしゃいます。
そしてよく、「水をたくさん飲むとよりむくみそうなので、摂り過ぎないようにしています。」というお声を耳にします。
しかし、『たくさん水分を摂る=むくみに繋がる』というのは間違い。
なんと“むくみ”の原因は水分不足であることも多いのです!
「えぇ~!余分な水分が溜まっているのに、水分不足ってどういうこと???」
と思いますよね(^^;
仕組みはこうです。
体の水分が不足する
↓
細胞は体外への水の排出を減らし、水分をため込もうとする
↓
皮下細胞に水分が溜まる
↓
むくみ!!
さらに、日頃から水分が不足しがちな方は、血液の循環や新陳代謝が鈍ることによって慢性的にむくみやすいと言われています。
このように、極端な水分不足はかえってむくみの原因になってしまうこともあるのです!
でも、正しい水分補給をすればむくみを予防・解消することができますよ。
むくみ解消!正しい水の飲み方
①毎日1.5リットルの水を飲む
1日に摂りたい水分の目安は、平均して1.5リットル前後と言われています。
これは体重や年齢によって、また運動や食事などの生活習慣によっても変わってきます。
食事からは約1リットルの水分を摂取することができるので、飲む水の量としてこのくらいを目安にしましょう、ということです。
思ったより多く感じるでしょうか?
この量が必要なのは、体内では毎日それと同じ量の古くて汚い水がつくられるからです。
これがうまく排出されないと体内に溜まってむくみに・・・!
古い水をデトックスするためには、同じ量の水を飲む必要があるということがわかりますね。
②こまめに水分補給をする
人が一度に吸収できる水の量は限られています。
「1.5リットル飲もう!」と意気込んで一気に大量の水を飲んでも、吸収することなく体の外へ排泄されてしまうのです。
1回あたりコップ1杯程度の水を、1日8~10回に分けて飲むのが良いでしょう。
もう一点大切なのは、喉が渇いている時にはすでに水分が足りず脱水の状態であるということ。
喉が渇いたと思ってからでは遅いのです。
そうなる前に、意識してこまめに水を飲むようにしましょう。
③水は常温、または白湯を
キンキンに冷えた水を飲んでしまうと体が冷えすぎてしまい、血液の流れが悪くなります。
そのためむくみに繋がってしまうこともあります。
白湯は冷たすぎず熱すぎず、体温に近い温度なので胃腸に優しく、代謝がアップすると言われています。
代謝アップは内臓の働きを良くし、排尿の頻度も高まることで体内の循環が改善されます。
よって、むくみ改善につながるというわけですね。
④お酒を飲んだら水分補給
お酒を飲んだ翌日、顔がパンパンにむくんでいる。なんて経験ありませんか?
これも水分不足によるむくみです。
アルコールには利尿作用があるため、体内の水分が外へ出ていきやすくなります。
しかし、アルコールで酔っていると、脳は水分を補う調整機能が鈍くなりうまく働かなくなるため、体が渇いた状態になるのです。
これを防ぐには、お酒を飲んだらそれと同じ量の水をその都度飲むようにします。
そうすることで脱水症状の防止、二日酔いの防止にもなりますよ。
これからの忘年会シーズンにぜひ役立ててください♪
⑤寝る直前には大量の水を飲まない
今回は、水を飲むようにしましょう!というお話をしてきましたが、寝る直前は少し控えめにしてください。
なぜなら私たちの体は、寝ている間は代謝が落ちるからです。
吸収しきれないほどの水を飲んでしまうと、それは翌日むくみとなってあらわれます。
寝る直前は控えめにし、必要な水分は寝る30分前までに摂取しておくといいでしょう。
このように上手な水分補給をするとむくみの予防・改善になります。
こまめに水分を補給する習慣をつけましょう。
▼また、過去の記事ではむくみを解消するセルフマッサージもご紹介しています♪
ぜひこちらもご参考にしてください(^^)
上手に水分補給してむくみとおさらばしましょう!
次回の更新は12月21日です♪